私は長く医療機関で働いていたのですが、経験年数を重ねていくにつれて期待されるものがどんどん大きくなり、押し潰されそうになっていました。思い切って転職しようと考えて選んだのが今の仕事です。自分に合った仕事はなんだろう? いろいろ考えました。自動車の運転が好きなので、それを活かして人に貢献できる仕事を考えていくと、宅配や引っ越し、運送会社などが思い浮かびました。でもどこかしっくりきません。そのときに私の目に飛び込んできたのが自販機です。差し入れなどでもらうとうれしいし、疲れたときにちょっと飲めてほっとすることができる……身近すぎて気が付かなかったけれど、自販機は人の心を温かくさせてくれる魅力的な存在です。そういえば午後の紅茶 ミルクティーは高校生のころからずっと飲んでいる私の青春そのもののような存在。体力仕事で大変かもしれないけれど、キリンビバレッジの自販機のオペレーターになり、飲料をとおして人に満足を届けられる仕事をしようと思い、入社しました。入社後は6カ月間の手厚い研修が用意されていて、不安なく独り立ちすることができました。
実際に仕事を始めて見ると、ただ機械的に飲料を補充するという仕事ではないことが分かりました。お客さまとの交流も思った以上にあって「ご苦労さま」「いつもありがとう」などと声を掛けていただきます。何気ない一言でもとてもうれしく、私の仕事はこの人たちのためになっているんだと、大きなやりがいを感じることもできました。