子どものころから機械が好きで、高校も工業高校を選び、機械科で学んでいました。自販機も暮らしのなかで間近に見る機械です。内部がどういう仕組みになっているのか、とても興味がありました。街でオペレーターの人が扉を開けているときなど、ずっと側で見ていたいと思うほどで、学校にキリンから求人があると知ったときは、絶対この会社に入って自販機に関わる仕事がしたいと思い、それが入社につながりました。
入社後はOJTで先輩についてメンテナンスの要領を細かく学び、また社内の実習では設置先ではできないような分解もおこないながら、より深い知識を身に付けていきました。
独り立ちしてからは、都内の1つの区を自分の担当エリアにして、自販機やビールサーバー、コンビニエンスストア内に置かれた加温機やオフィスのコーヒーマシンなど、キリングループ以外のお客さまから受託した機械のメンテナンスも含めて、コールセンターから配信される修理依頼情報を見ながら対応をしていきます。
修理依頼の内容からおおよその故障原因を推察して、倉庫で必要な部品を持参して現地に向かいますが、なかには現地で見るまで故障原因の予想がつかないものがあります。先日も、ある自販機について「電源が入らないので見てほしい」という依頼を受けて現場に訪問しました。一人では故障原因を特定できなかったので、現場から電話で先輩に問いあわせてアドバイスをもらいながら故障の原因を特定することができ、最終的に基板を交換して修理が完了しました。原因は基板内の回路のショート。設置環境によっては起こりうると聞き、新しい学びになりました。